菅氏の圧勝か
民主党代表選挙が行われる予定で、毎日何かと報道されています。朝日新聞社が行った民主党代表選挙についての世論調査において、首相にふさわしいのは、菅氏65%、小沢氏17%と現首相の圧勝でした。また小沢氏の立候補が納得いかない人は75%でした。やはり小沢氏についてまわる金と政治の問題が大きいと思われます。
柔軟性重視?
またマニフェストに対する考え方については、実現可能性により随時修正すると柔軟な態度を示した菅氏への支持が63%、一方、実行あるのみと頑なな態度の小沢氏への支持は、24%でした。無理に実行して経済や政治を停滞させるよりは、マニフェストにとらわれず柔軟に時勢に対応してほしいと願い有権者が多いのです。
新宿における街頭演説では、小沢氏コールが起こったとか、菅氏の演説になったら人が帰ったなどとそこばかりクローズアップされ、さぞかし小沢氏優勢のように伝えられたことに比べると、世論調査結果は正反対でした。
議員たちも迷う
一方、毎日新聞は、党所属国会議員412人の支持動向について調査しました。小沢氏が180人超、菅氏が160人超の支持を得ていますが、投票先を決めかねている議員が60人以上いることから、両陣営は拮抗しているようです。世論調査の結果が菅氏圧勝だったことを踏まえると、世論に左右される議員も当然いるでしょうから、どちらが勝利するのか現段階では全く予想できません。
Yahoo!ニュース 「<民主代表選>小沢氏が一歩リード 毎日新聞支持動向調査」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100904-00000004-mai-polasahi.com 「「首相は菅氏」65%、小沢氏17% 朝日新聞世論調査」
http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY201009050306.html