新卒者を試験的に雇用する企業への助成金増額が柱
24日「新卒者雇用・特命チーム」が発足し、首相官邸で第1回目の会議が開催され、菅首相やリーダーの寺田学内閣総理大臣補佐官などが出席しました。
「新卒者雇用・特命チーム」は緊急雇用対策本部で講じてきた新卒者支援対策をさらに政府横断的するもので、新卒者を試験的に雇用する企業への助成金増額などが柱となります。
会議の冒頭で菅総理が現在の雇用状況、新卒者を中心に若年層の就職状況の厳しさに触れ、先日訪問した京都ジョブパークを例に出し、この数年間で3万人のうち1万人あまりが実際に就職したことに言及しました。
民主党によると
当面1週間くらいをめどにひとつの方向を取りまとめ、その方向性を踏まえながら、さらに今後の対策につなげていきたい
と菅総理は述べ、1週間をめどに助成金の増額などの方針を示す意向です。
今年の4月に就職できなかった人も適用を予定しており、新卒者の雇用に対する新しい試みが行われようとしています。
民主党「新卒者就労支援の特命チーム第1回会議を開く 菅総理、来週に具体策をまとめる方針示す 」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=18773