オバマ大統領はキリスト教徒?
アメリカ歴代の大統領は皆、キリスト教徒というのが当たり前です。特に、ジョン・F・ケネディ以外は、プロテスタントで、宗派までほぼ一致してきました。現オバマ大統領も当然キリスト教徒だと思っていたのですが、アメリカの世論の見方は違うようです。
世論はこう見る
7月21日から8月5日までアメリカの世論調査がインターネットで実施されました。毎日.jpが伝えるところによれば、3003人が回答した結果、オバマ大統領の信仰する宗教について、
「キリスト教徒」と回答した米国人は34%で、09年3月調査から14ポイントの減。一方、「イスラム教徒」と答えたのは18%で、08年3月調査から7ポイント増えた。
アメリカ人の5人に1人がイスラム教徒だと思っている計算になります。キリスト教国の世論がこのような結果というのは非常に意外です。
なぜ勘違いが起こったのか
キリスト教徒が当たり前のアメリカで、このような勘違いが起こったのは、オバマ大統領のミドルネームが「フセイン」であることで、大統領選挙中からずっとイスラム教徒ではないかという噂が出回っていたことが原因です。加えて、NYのグラウンドゼロ近くにモスクが建築されることを一時オバマ大統領が支持したという最近の出来事もさらに拍車を掛けたのではないかと思われます。
毎日.jp 「米大統領:「モスク支持」撤回 グラウンドゼロ近くに計画」
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100816k0000e030026000c.html