世論調査の結果発表
内閣府が、「国民生活に関する世論調査」を発表しました。6月3日から20日まで全国の成人男女1万人に個別面接方式で実施し、その有効回収率は63.6%でした。
国民が政府へ要望するものは
政府に対する要望事項は何かという質問に対して、yahooニュースの伝えるとことによれば
「医療・年金などの社会保障の整備」が69.6%と、2009年6月の前回調査から1.2ポイント減少したものの7年連続でトップとなった。2番目は「景気対策」で前回比6.8ポイント増の69.3%。回答の選択肢に加わった1978年以来、過去最高の割合。
年金問題が表ざたになってからかれこれ数年、ぱっとした改善もみられず、ただひたすら将来への不安だけが残る状況のままです。景気もリーマンショック以来の世界的な不景気から日本も未だ抜け出せず、雇用状況も悪化しています。これらがトップ2を占めたことは当然の結果です。
悩みや不安=政府に解消してほしい
「日常生活での悩みや不安を感じている」と答えた人は68.4%で、その悩みや不安の内容は、「老後の生活設計」52.4%が最も多く、「自分の健康」49.2%、「家族の健康」42.6%でした。社会保障が安定していないと感じていることがよくわかります。この結果は、つまり上記の政府への要望、社会保障の整備をしてほしいという切なる願いにつながっています。
yahooニュース 「69%が「社会保障整備」要望=景気対策も過去最高―内閣府調査」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100807-00000071-jij-pol内閣府
http://www.cao.go.jp/index.html