映像、流出する
尖閣諸島沖でおきた中国漁船衝突事件の44分にわたる映像が動画共有サイトYoutubeに流出しました。
国会議員に対して、6分ほどにまとめた内容のビデオを公開したのみで、国民に対しては一切非公開の方針を貫いていた政府としては、面目丸つぶれの事態で、極秘事項の管理の甘さが指摘されています。
国民は歓迎?
海上保安庁に寄せられた、電話やメールでは、毎日.jpの伝えるところによれば、
「国民のほとんどが見たいと思っていた」と歓迎する声が多く寄せられた。「よくやってくれた。犯人捜しはしないで」などと流出に賛意を表す内容が83件。
と、歓迎の声が多かったようです。もともと、非公開であることに対しては不満の声も多かったので、当然の反応といえます。
中国側の反応は?
中国側ではすぐにこの映像を見れないように規制をし、報道もされていません。ただ、一度ネットに流出したものは、そう簡単に完全に削除できず、Youtubeの画像と同じものが、コピーされ、出回っています。中国政府がいくら隠しても、隠し通せるものではないでしょう。
海上保安庁
http://www.kaiho.mlit.go.jp/