「STACIA PiTaPa」でカーシェアリング利用 6月1日スタート

関西圏で使われている交通系ICカード「STACIA PiTaPaカード」が、オリックスカーシェアリングの車両キーとして利用できる。


このSTACIA PiTaPaカードによる利用は、携帯電話、iPhone、PC、電話で予約したステーションに行って、カーシェアリング車両のカードリーダーにカードをかざす。そして、予約認証が完了すると、利用可能な車両のハザードライトが点滅するので、もう1度カードをかざして、ロック解除する。

なお、返却ではステーション内でSTACIA PiTaPaカードをかざしてドアをロックするだけというシンプルさ。しかも、STACIA PiTaPaカードで決済すると、利用金額200円につき2ポイントのSTACIAポイントが還元されるとのことだ。

「PiTaPa」は、関西圏の私鉄・地下鉄・バスなどで使われるポストペイ（後払い方式）の交通系非接触ICカードで、STACIA PiTaPaカードは阪神阪急グループから現在53万枚が発行されている。

一方、オリックスカーシェアリングは、近畿エリアで117ステーション146台（大阪府と兵庫県では、63ステーション80台）を展開している。

【minastirith 執筆】



オリックスカーシェアリング
http://www.orix-carsharing.com
「STACIA PiTaPa」でカーシェアリングが利用可能に (PDF)
http://holdings.hankyu.co.jp/ir/data/GR201005312N2.pdf