逆に相手を傷つけているかも
障害をもった人とそうでない人が共同で活動する場で、思わぬ差別が生じている場合がある。親切なことをしたつもりが逆に相手を傷つけている場合がある。お互いそれを相手に言うわけにもいかず・・・。
以下アメリカの社会派投稿サイト The Above Top Secret に掲載された記事からの引用。
知的障害者の気持ち
私は知的障害者です。コンピューター系の大学に通っています。私が知的障害者だからってこともあるかもしれないけど、時々なにげないことで差別を感じることがあります。
私の大学では障害をもった人たちが試験をパスするとほめられます。普通の人が通ってもとくに何もいわれません。
たとえば私のクラスには自閉症患者がいます。年齢はだいたい24才、彼はワープロ検定1級の資格に通りました。教授たちはみんな彼をほめました。よくやったって。教室中おおさわぎでした。
この前、私はウェブサイト開発3級の試験に通りました。やっぱり大騒ぎでした。私は逆にとても落ち込みました。
がんばって通ったんだからうれしいといえばうれしい。でも何か複雑です。誉められてるんだか馬鹿にされてるんだか。何か複雑な気分です。
毎日のクラスで先生は私をしかります。
「はやく。」
「そんなことじゃ1日でクビ。」
「レイアウトがダメ。」
毎日こんな感じです。そしてグッタリして帰路につくんです。
私はみんなから信用されてる。つくったウェブサイト自体は完璧だった!HTMLコード、ボタン、背景、アニメーション、リンク、全部完璧!でも先生はほめてはくれない。がんばってとも言ってくれない。私はふてくされるだけ。
どうして精神障害者はウェブサイト開発3級をとっただけでこんなにほめられるの?ウェブサイト開発3級以上の級はもらえないの?先生はひどい!
The Above Top Secret
Mentally Incapped people and discrimination
http://www.abovetopsecret.com/forum/thread568597/pg1