若年層の投票率の向上
参院選では民主党の惨敗という結果に終わり、自民党の躍進は若年層に希望を抱かせる結果となるのでしょうか。
若年投票率の向上の活動を行っている、NPO法人ドットジェイピーは若者の意識を調査するため、全国895名の学生にアンケート調査を実施しました。
参院選で重視した点、1位「政策」、2位「姿勢」
選挙に行った人に「投票で重視した点」を質問したところ、ドットジェイピーによると、以下のような結果となりました。
【A】実績 27
【B】政治に対する姿勢 107
【C】政策 145
【D】政党 73
【E】知人・家族などの意見 32
【F】知名度 6
【G】人柄 21
【H】見た目 1
【I】なんとなく 19
【J】その他 13
総計 444
1位は145票の「政策」、2位は107票の「政治に対する姿勢」、3位は73票の「政党」となっており、「実績」や「政党」など過去の評価より、「政策」や「政治に対する姿勢」といった未来に対する評価が重視されている結果となっています。
選挙率の低い中、選挙へ行った若年層は、選挙に関する関心の高さを示しており、「知名度」、「見た目」、「なんとなく」といった明確な根拠がない人間の少なさも目立ちます。
調査は大学生を含む全国の若年層(18歳〜25歳) 895名を対象に、 2010年7月11日〜7月12日に行われ、WEBと紙媒体のアンケートにより調査されました。
NPO法人ドットジェイピー
http://www.dot-jp.or.jp/