民主惨敗の中
7月11日に行われた参院選、菅首相の消費税増税発言もあり、民主党にとっては厳しい選挙戦となりました。民主党が擁立した有名人候補は軒並み落選し、現役閣僚である千葉景子法相すらも落選する結果となりました。
そんな中、オリンピック柔道金メダリスト谷亮子氏は民主党から出馬し当選しました。国民の期待の高さが伺えますが、柔道と政治家の両立は容易ではありません。
「現役続行は非常に厳しい」
産経ニュースによると全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は谷氏について
当選したことで、現役続行は非常に厳しい。けじめをつけてほしい。政治(の世界)で頑張ってほしい
と、現役続行は厳しいとの考えを示しました。
新人議員が議員活動の他に柔道選手としての練習や試合を行えるのか、他にも、国会などの重大な議員活動と柔道の試合のスケジュールが重なった場合には、どのように対処するのかなどの疑問があります。
特に谷氏は、法律や政策について勉強しなければならないことも多く、政治と柔道の両立は現実的ではないというのが、冷静な見解なのかもしれません。
産経ニュース「谷亮子氏に「引退勧告」 強化委員長「けじめを」 特別扱いにもくすぶる不満」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100713/plc1007132100024-n1.htm民主党 谷亮子
http://www.dpj.or.jp/member/?detail_4223=1