参議院選挙
7月11日に投票が行われる参議院選挙ですが、与党民主党は過半数獲得により単独与党を目指しています。共同通信社が、7月4日から6日までの間、全国の有権者約4万4千人を対象に、参議院選挙の電話世論調査を行いました。
調査結果
調査によれば、民主党が連立与党を組む国民新党などとあわせても、過半数に満たないという結果になりました。一方自民党は46議席ほどを確保しそうです。公明党は10、社民党は2議席でした。しかし、調査時に4割ほどの有権者がまだ決めておらず、実際の選挙でどうなるかは不明です。
民主党が過半数を割れば
もし過半数がとれなければ、現在連立を組む国民新党は消費税値上げに強く反対しているので、継続して連立政権を維持できるとは考えにくく、公明党はそもそも政策が違うので、最初から連立はないと言い切っています。
たちあがれ日本は外交政策、新党日本はそもそも反小沢路線であるので、こちらとの連立も無理です。社民党はそもそも普天間問題で連立離脱をしているので、再結成はありえないでしょう。いずれかの党が路線変更をしない限り、孤立無援となる民主党にとっては、参議院選挙で過半数を獲得することが非常に重要になりますが、雲行きは怪しいようです。
47NEWS 終盤調査、与党過半数厳しく 民主50割れも、自民堅調
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010070601000837.html