阿久根市長がまた先決処分、今度は副市長を先決
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は、臨時議会招集の請求に応じず、先決処分を繰り返しています。時事ドットコムによると
欠員中の副市長に、市民団体代表で元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏を専決処分により同日付で選任した。
と、副市長までも先決処分により選任しました。
副市長の選任には議会の同意が必要なので、今後は議会の承認を仰ぐことになります。先決処分とは議会の委任を受けるか、次の議会で承認を得る必要があり、緊急の場合以外は通常行使されません。ですから、先決処分は議会の無視につながり、独裁政治になるのではと批判されます。
原口総務相も阿久根市長の動向に注視すると発言しており、伊藤祐一郎知事からは2度の是正勧告が出されています。阿久根市長の動向には今後も注目していく必要がありそうです。
時事ドットコム「副市長を専決で選任=竹原阿久根市長」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010072500083