はやぶさ
6月13日に無事地球に帰還した、小惑星探査機はやぶさのニュースは一度は耳にしたことがあるでしょう。2003年に打ち上げられて、途中通信を絶つなどのトラブルに見舞われながらも、小惑星イトカワに到達し、イトカワの破片が入っているかもしれないカプセルを地球までも持って帰ってきました。
事業仕分け
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、事業仕分け第2弾で仕分けの対象となりました。しかし、はやぶさの成功を受け、事業仕分けの結果に対する疑問が世論からでてきました。これに対し、民主党の枝野幹事長は「工夫を求めただけ」と釈明しました。事業仕分けの結果がすべてではなく、見直す余地もあるということです。
JAXAiはNo
「JAXAi」は、はやぶさのミニチュア模型を展示する東京丸の内にあるJAXAの広報施設で、事業仕分けの際には、廃止と認定されました。 文部科学省の中川正春副大臣が23日、JAXAiを視察しました。yahooニュースによれば、中川大臣は
「大ざっぱに言えば少しもったいない。全く無駄とは言わないが、これだけの資金は研究費に持っていく方が生きるのでは」と話した
はやぶさの成功は評価するものの、JAXAiに関しては、やはり無駄が多いと判断したようです。
なぜ丸の内?
広報施設を丸の内という日本でも屈指の物価の高いところに設置するのはかなり無駄です。一方、はやぶさの成功は世界に誇るべき出来事であるので、このような無駄な部分の経費をすべて研究開発に回せば、次世代のはやぶさは、より大きな功績を残せる探査機となるでしょう。そのために使う税金であれば、決して無駄ではありません。
yahooニュース JAXA広報施設「JAXAi」は「廃止だ」と中川文部科学副大臣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100723-00000553-san-sociJAXA
http://www.jaxa.jp/