参院選で一票の格差
参院選ではみんなの党の躍進する目立ち、民主党は過半数を維持をすることが出来ませんでした。これにより、与党の政権運営はより複雑で難しいものとなります。
現状の選挙制度には問題があり、YOMIURI ONLINEによると
東京都内の弁護士らのグループが21日、都選挙管理委員会を相手取り、東京選挙区の選挙無効を求める訴えを東京高裁に起こした。
と、一票の格差が憲法に違反するとして、弁護士のグループが訴えを起こしました。
有権者数が多い選挙区の1票の価値は小さく
一票の格差とは有権者が投じる票の有する価値の差のことで、本来同じ価値であるはずの一票の価値に違いが出てしまうことです。
有権者数が少ない選挙区ほど1票の価値は大きくなり、有権者数が多い選挙区ほど1票の価値は小さくなります。有権者数が多い選挙区の選出定数の増加や、区割りを変更などの対策がありますが、現状として十分な調整がされていないと指摘されます。
YOMIURI ONLINE「参院選「1票の格差」巡り、弁護士ら提訴」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100721-OYT1T00950.htm