参議院議員選挙
2010年7月11日に実施された参議院議員選挙は、民主党の惨敗という結果に終わりました。ネット選挙解禁かなどといわれていた選挙でしたが、結局解禁に至らず、従来の選挙と変わりありませんでした。そんな代わり映えしなかった選挙ですが、若者たちには変化が見られます。
アンケート
NPO法人「ドットジェイピー」が全国の大学生らに行った今回の参議院選挙についてのアンケートで、多くの若者たちは政策を重視して投票したと答えました(33%)。その他、「政治に対する姿勢」24%、「政党」17%と、自分たちの意見を持った上で投票をしていました。
政治に興味がないといわれている世代ですが、実際にはそのようなことはなく、政治・政策・政党について、情報を得、考えているようです。
ネット選挙にむけて
興味深い結果は、どこから主に選挙情報を得ていたか。テレビが47%、新聞21%、パソコンのインターネット14%、携帯のインターネット4%と、ネット世代を言われる年齢層であっても、まだ選挙にネットを活用している人は少ないようで、意外な結果です。ネット選挙は遅かれ早かれ解禁されるでしょう。その際には、若者も含めた年齢層に対して、周知を図らなければ、ネット選挙は成功しないかもしれません。
NPO法人ドットジェイピー アンケート結果
http://www.dot-jp.or.jp/nl/2010/100714.pdf