政治活動はネットで
アメリカのオバマ大統領が選挙の際にインターネットを活用したことで、選挙活動だけでなく政治活動全般においてインターネットの利用が注目されています。ネット献金や議員のtwitterなど多種のツールが使用されています。
現状
しかしながら、Pew Internet の調査によれば、
高収入、高学歴の人々の献金が主流であり、それに比べ、インターネット利用者の37%が10代から20代の年齢層の若者で、高収入の50歳から64歳までは12%しか利用していない
そうで、必ずしもインターネットを通した政治活動が主流とは言いがたいようです。
未来へ
若く低所得の年齢層が成人し、ある程度の収入を得るようになる20~30年後に、ネット政治の本質的威力が発揮されると思われます。いずれにせよ、若い世代がもっと政治に関心をもてるような政治家がいないことには、ツールがすぐれていても意味がないでしょう。
Summary of Findings (Pew Internet)
http://www.pewinternet.org/Reports/2009/15--The-Internet-and-Civic-Engagement.aspx?r=1