事業仕分けの民間仕分け人(評価者)の選定方法
事業仕分けの民間の評価者、つまり仕分け人は行政刷新会議により決定され、各ワーキンググループに配置されます。
仕分け人は以下のいずれかの要件を満たす者の中から、過去の実績、職歴等を勘案して候補者を選定します。
○ 独立行政法人や公益法人の仕組み・実態・問題等に知見を有する者
○ 予算の実際の使われ方など予算執行の現場に知見を有する者
○ 事業仕分けの経験を有する者
○ 行政全般、個別の行政分野の在り方等に識見を有する者
事業の利害関係者は仕分けに適せず
対象事業と直接的な利害関係を有する者は、当該事業の仕分け作業には加わりません。
更に、行政刷新会議の議員と内閣府大臣政務官(行政刷新担当)は評価者に加わることができます。評価者は行政事業レビューにおいて、各省庁で実施される事前の公開プロセスに参加できることが前提とされます。
当然専門性の高い知識が必要とされ、実際の評価者には大学や大学院の教授や弁護士が多く、他にも企業の社長や理事長など社会的な地位の高い人間がほとんどを占めているのが現状です。
*ワーキンググループとは問題などが起こった際に、それを解決するために特別に組んだチームのことです。
行政刷新会議
http://www.shiwake.go.jp/