成功の秘訣は動き続けること
「私はいつも忙しいの。彼らはいつも、私に何か楽しいことをさせてくれるわ。」
ウェスタン・ニューヨークを訪問中、彼女は電話越しの取材で話していました。
クックさんが所属していたコミュニティカレッジの教員マリア・ラコヴィッティさんによると、クックさんのクラスは、卒業前から既に全体の3/4が就職に関してサポートを受けていました。
しかし、クックさんのように、こんなにも早く就職のチャンスに結びついた例はほかにないそうです。
ラコヴィッティさんは、クックさんいわく、最も影響を受けた人物だそうです。ラコヴィッティさんも、彼女の生徒たちはいつでもパン業界で最先端を行くスキルを披露してくれると話します。
「リサはとても、誠実な生徒でした。いつでも向上心にあふれていて。私は、手始めに道具を与えただけに過ぎません。」
と、ラコヴィッティさんは話します。彼女はペストリー専門のシェフです。
「彼女は積極的に何でも進んでやる人。もし成功したいなら、自分の能力を証明すること、そして外の世界へ飛び出し、機会を見つけることです。」
人気番組に出演する可能性
クックさんはもしかしたら、TLCの番組で、近いうちに自分の腕を披露するかもしれません。
彼女のインターンシップ中、番組のスタッフは「Cake Boss」の第3シーズンを撮影しています。彼女は出演に際して、権利に関する書類にサインしなければならず、出演するとなると、カメラの前に何回も姿を現さなければいけないと話しています。
この第3シーズンが放送されるのは今年の夏です。彼女の姿が登場するかは、彼女自身もわからないそうですが、熱心な番組の視聴者のひとりになることは間違いないようです。
「もう興奮しちゃう。家族も放送が待ちきれないって言うんです。」
と、クックさんは話します。
「学生のころから、この番組を観ています。仮に、1年前の私に、このベーカリーでバディと一緒に自分が働くことになるなんて言っても、きっと想像もできないでしょうね。」
今後のキャリアに明るい兆し
今回のインターンシップで、クックさんはこのまま常勤の仕事を手に入れるかもしれません。インターンシップの期間は明確になっていないようですが、彼女は、これから、例えアルバイトでも、就職できる可能性はあるのか、ベーカリーの経営者と話してみると言っています。どんな契約でも大歓迎だと、彼女は話します。
「ニュージャージーはとってもフレンドリーな風土なんです。とても温和な雰囲気で。」
と、彼女は言います。
「離れると恋しくなるでしょうね。」
加えて、彼女は自分の母親も愛しています。彼女は、物事がうまく進まなくなった場合、実家に戻ることも考えていると話しています。若しくは、母親が彼女の元に引っ越してくるかです。
ラコヴィッティさんは、彼女のキャリアがどこに行き着こうと、彼女には成功する腕があると話します。
「フードネットワークのようなものは、ベーカリーのようなビジネスを美化します。でも、ふたを開けてみると、パン作りほど大変な作業はありません。」
「リサのような生徒を持てて、とても光栄。私には、彼女の行く末が見えます。」
原文: Paul Lane (翻訳: Miyuki.T)
原文: Town of Tonawanda woman lands ‘Cake Boss’ internship(Niagara Gazette)
http://niagara-gazette.com/features/x1687704184/Town-of-Tonawanda-woman-lands-Cake-Boss-internshipCake Boss(TLC)
http://tlc.discovery.com/tv/cake-boss/cake-boss.html