事業仕分けの裏側を描いた『「事業仕分け」の力』出版
現在行われている事業仕分け第2弾を前に、事業仕分けに関して興味深い本が出版されました。
『「事業仕分け」の力』は枝野幸男行政刷新担当相が、昨年の11月に行われた事業仕分けの裏側を記したもので、4月16日に出版されました。
8割の国民に支持された事業仕分けとは
昨年行われた第1弾「事業仕分け」では、世論調査で国民の八割が支持し、枝野氏は国会議員の「仕分け人」の統括役を務めました。
これ程の支持を集めた理由を枝野氏は
これまで国民が一切目にすることができなかった「予算編成」という国家統治の中核を、仕分けを行なう過程で細部にわたって可視化したこと。
そして、衆人環視の中、私たち仕分け人(正式には評価者)が発した意見や質問、あるいは出した判定の多くが、納税者たる国民の感覚、常識と合致したからではないでしょうか。
と分析しています。
他にも事業仕分けについての誤解や批判などにも答え、仕分けを行う際に行われた財務省との駆け引きについても記しています。
「事業仕分け」の力
著者名: 枝野 幸男【著】
出版社/発売元:集英社
税込価格:735円
ブックサービス 『「事業仕分け」の力』