インターンのメリット
うまく就職したい業界に足を踏み入れ、履歴書に記載できる職歴を得るほかに、インターンシップには、以下のような利点があります。
・実際にその仕事に向いているかわかる
(「もしかして営業や広告業界の方が向いているのかも?」や「患者と接する仕事の方が向いているのかも?」若しくは「研究所の仕事の方が向いているのかも?」など)
・人脈を築くことができる
・指導にあたる人物と親しくなることができる
・大学の単位になったり、学位につながったりする
・希望する業界の文化や御当地ルールを知ることができる
(クライアントの名前は、姓から書くべきか、名前から書くべきか?カジュアルな服装で出勤できる金曜日でも、ジーンズは適切か?など)
・新しいスキルを身につけることができる
・実務を通して、「業界の現実」を見る視点を得ることができる
(みんながどの程度残業しているのか?内勤と外勤どちらがどれくらい多いのか?など)
雇用側にとってのインターンシップ
求人に応募する人のほとんどが、履歴書には自分の利点を書けるだけ書き込んでいるものです。
応募の際に提出されるカバーレターと履歴書は、より完成度とアピール力を高めるために、たくさんの人の手でチェックされています。そして自分の推薦者には、できるだけ就職に有利になる人物を選び、良いことを書いてもらおうとするものです。
雇用側は決して、学生や職歴を求めている人たちに親切に接しようとインターンシップをしているのではありません。
面接や就職試験は、雇用側が採用候補者にかんして知ることができる情報に補足する形で付け加えられます。その際、インターンシップの経験があれば、雇用側は、その人物が実際の職場でどれだけ活躍できるか評価できるようになります。
McTigueのように、今日、たくさんの企業がインターンシップで人材を確保し、そこから採用者を選んでいます。
学生の就職サポートに尽力してきたベンカさんは、
「企業は関連する職歴のある社員を探しているだけでなく、社内で働いた経験のある人材を探しているんです。」
と、話します。
人材の発掘と訓練のために時間を割いてきた企業は、自分の投資に見返りを求めています。人材派遣のサービスを使えば、利益はすぐ返ってくるかもしれませんし、将来従業員として雇う特定の人物を育てれば、将来的に利益は返ってくるでしょう。
それから、インターンシップの機会は、何もオフィスに限ったことではないと覚えておきましょう。
動物園で鳥の飼育員をしたり、テーマパークで園芸を担当したり、挑戦しようという姿勢がある限り、インターンシップにはたくさんの機会が設けられていて、企業と個人はインターンシップを介して相互利益の関係を築くことができるのです。
原文: Beth Braccio Hering(翻訳: Miyuki.T)
原文: Why are internships so important?(CNN)
http://edition.cnn.com/2010/LIVING/worklife/04/14/cb.why.internships.important/?hpt=SbinThe McTigue Financial Group(英語)
http://www.mctiguefinancial.com/