ケネディ宇宙センターでインターンシップ
オクラホマ州バートルズビル出身のデビッド・グリスモアさんが、フロリダ州にあるNASAのケネディ宇宙センターに勤め始めてから、そろそろ4か月がたとうとしています。
彼の仕事はハードウェアの設計。彼がかかわった仕事が、いつか宇宙開発で実際に役立つかもしれません。
NASAのインターンシップ
グリスモアさんは、NASAの大学生向けリサーチプログラムに参加しています。彼はエンジニアリング部門の、表面システムを担当するオフィスに配属されました。
彼の仕事は、宇宙船や調査船に搭載される装備を設計したり、テストしたりすること。そのことで惑星の表面を調査する際に使われるロボット・システムや船の機能の向上を目指しています。
このNASAプログラムで、学生は、科学、テクノロジー、工学、数学のインターンシップに参加することができます。
科学(science)、テクノロジー(technology)、工学(engineering)、数学(mathematics)は、それぞれイニシャルをとって、「STEM(幹)」とまとめて呼ばれており、現代社会の発展に欠かせない分野として、教育レベルでも注目されています。
このインターンシップ・プログラムは、STEMの分野でキャリアを積もうとしている学生を集め、優秀な人材を確保するNASAの教育戦略でもあります。このプログラムに選ばれた参加学生は、インターンシップを通じて、最終的にNASAの予備人材としての経験を積むことができます。
グリスモアさんは2006年にバートルズビル高校を卒業しました。彼はオクラホマ州スティルウォーターにあるオクラホマ州立大学へ進学し、機械学と航空宇宙工学の学位取得へ向けて勉強しています。彼の両親、ジョン・グリスモアさんとテレサ・グリスモアさんは、バートルズビルに住んでいます。
(翻訳: Miyuki.T)
原文: Local Student Interns at NASA's Kennedy Space Center (redOrbit.com)
http://www.redorbit.com/news/health/1849569/local_student_interns_at_nasas_kennedy_space_center/NASAの大学生向け教育プログラムの説明(英語)
http://www.nasa.gov/education