不安な日々
米では、現在障害者認定のための審査に相当な時間がかかっている状況だという。そのため、約200万人もの人々が、社会保障対象の障害者資格を得られるかどうかについて不安を抱えている。
社会保障庁によると、障害者申請数は増大しており、その対応が追い付いていないという。審査結果が出るには2年待ち状態で、オハイオ、ミシガン、ミネソタ州ではそれ以上かかっているという。
社会保障コミッショナーであるマイケル・J・アストルー氏は、この遅れを「人々が社会保障制度を支えるために何年も税金を払ってきているのに、実際にそれが必要となった時に受けられないなどあるべきではない」と遺憾の意を表している。アストルー氏の尽力により、過去の申請分は早々に受理されるように動きつつあるが、新規申請分はまだ見通しがたっていないという。
障害者申請増加の一途
なお、今年は330万人の人が障害者申請すると予測されている。これは去年より30万人増に当たる。さらに、2008年からは70万人増と申請数はふえるばかりだ。ただ、申請のうち3分の2は受理されず、受理されて支払いが開始されるのも2年待ちということなのだ。
アストルー氏は障害者申請プロセスシステムを改善し、素早い回答が出せるようにしたいと述べている。
編集部 青空ひなた
Spike in disability claims clogs overloaded system
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