沖縄の気持ちを考える
5月末の決着まで残り1カ月を切った普天間基地移設問題。鳩山首相は4日の沖縄訪問で、当初の「最低でも県外」から現実的な「県内移設」の考えを打ち出した。
沖縄県民の気持ちを考える、という半ば抽象的な理由から県外を連呼してた首相だが、最終的には“現実的に考えれば”当初より不可能であったにもかかわらず、沖縄県民に期待だけをさせそれを裏切る事となってしまった。加えて、党の発言ではなく代表としての発言(なので公約違反ではない)とも話している。
総理はまだわかっていない
これに対し、石破茂政調会長がテレビ番組の中で、沖縄訪問の鳩山を厳しく批判。安全保障を感情論でなく論理的に考えなければいけないと語った。また、石破茂政調会長が「消防士と消防車は離れていてはいけない」と子どもでもわかる程度に噛み砕いて話しているのも印象的だ。
鳩山首相「『県外』は代表としての発言」TBS http://www.youtube.com/watch?v=4wHwoeAdEWc