『今日のめいすいくん』
学生団体ivote(アイ・ヴォート)が、7月の参院選での若者の投票率向上を目指して向けて動き出した。
『今日のめいすいくん』は、財団法人明るい選挙推進協会より貸し出されたマスコットキャラクター「めいすいくん」(明るい選挙推進運動の明と推より命名)のぬいぐるみと街頭の若者をコラボさせることにより、前回の参院選では約35%という低い投票率であった20代の若者を選挙参加へ促そうとする試みである。
コラボ内容は
投票日までのカウントダウン日数を書いた紙を持った「めいすいくん」と、その残り日数と同じ数の若者が、各自の「投票に行く理由」や社会への不満や期待などを書いたボードを手に持ち、一緒に写真をとる。
その写真で参院選までのカウントダウンカレンダーを作成、ivoteのホームページやブログ、twitter(mixiやiPhoneアプリでの配信も検討予定)でのウェブ配信により、若者に政治を身近に感じ、そして選挙に対する意識を喚起させることが狙いである。ただし、日数のカウントダウンについては、投票日が確定以降に実施する。
この活動を発表したivoteとは…
2008年4月に設立された若者の投票率向上を目指す学生団体で、東京大学の原田謙介さんが代表を務める。年代別人口が少ない上に投票率が低いという、この年代の政治への存在感のなさへの危機感から立ち上がった。
「学生のみで運営する」「政治的に中立である」ことを指針とし、若い人が投票することを「当たり前のこと」「かっこいいこと」と思える世の中を目指している。
これまでの主な活動として、昨年8月の衆院選の際の投票促進イベント「20代夏政(まつ)り」(全国14か所において浴衣姿で実施)や、リマインドメールを活用した「ivoteメールプロジェクト」(未来の自分に投票に行くことを約束するプロジェクト)がある。
学生団体 ivote(アイ・ヴォート) ホームページ
http://www.i-vote.jp/ivote プレスリリース財団法人 明るい選挙推進協会
http://www.akaruisenkyo.or.jp/