死亡した大統領の兄が立候補を表明
ポーランドのレフ・カチンスキ大統領の悲劇的な事故死は4月10日のことで、まだ記憶に新しい。
一方で後継の大統領選挙に同氏の双子の兄で最大野党「法と正義」党首を務めるヤロスワフ・カチンスキ元首相が26日、立候補を表明した。それに合わせて、フェイスブックにカチンスキ氏のプロフィールが登場したようだ。
急な選挙がインターネットでの選挙戦を助長?
今回の大統領選挙の候補者は全員がフェイスブックやツイッターにプロフィールを作成している。各党も選挙活動でのメッセージを広めるのにインターネットが非常に重要なツールになるとの認識だ。
その為、幸か不幸か今回の選挙活動は不測の事態によるあわただしい選挙であるにも関わらず、多くのポーランド国民に情報を伝えられるという点で革新的であると言える。
ラジオやテレビのスポット放送や広告用看板の準備には時間がかかるため、インターネットが選挙戦の場として主要な位置づけになると予測されるからだ。
フェイスブック上で有権者にアピール
27日朝の時点でヤロスワフ・カチンスキ氏のフェイスブックのプロフィールには374人のファンがいる。
一方、別のフェイスブックでは「ヤロスワフ・カチンスキ氏に大統領になってほしくない」と題したグループが2,268人の人を惹きつけている。
また、市民プラットフォーム党から立候補し、選挙でカチンスキ氏のライバルとなるであろうブロニスラフ・コモロフスキ氏は962人のファンを獲得している。
大統領選は6月20日に予定されている。
Presidential campaign could be decided online
http://www.wbj.pl/article-49415-presidential-campaign-could-be-decided-online.html?typ=pamJarosław Kaczyński | Facebook
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