熱くなりすぎてはいけない
海外では、インターンシップが就職の重要な鍵となっています。現在、世界的に猛威をふるっている不景気で、インターンシップが盛んなアメリカでも、深刻な就職難となっています。
就職への王手ということで、インターンシップはどの学生も真面目に取り組むものです。しかし、現実は冷ややか。真剣に取り組むあまり、自己主張が激しくなると、冷淡な企業からしっぺ返しを食らうことも…。
企業へ送られたインターン候補者のクレーム文
もし、インターンシップに応募するなら、将来の雇用主を怒らせてはいけません。これは、インターンの間で暗黙のルールとなっており、時には社会から、インターン側の主張が少なすぎるとさえ批判される問題です。
しかし、それも主張の方法次第。むやみに雇用主を怒らせてしまえば、国中で機転の気かない人材として笑いものになってしまいます。
その例として、マンハッタンのゴシップニュース社に届いた、こんな手紙を紹介します。この手紙はインターン候補者の1人から、企業から返事が来ないということで、ある日送られてきました。
以下はその手紙から一部抜粋した文章。
「1日返事も寄越さず放置するこの行為を、大人げないと思います。このことから、私はあなたが働いているオフィスに疑問を感じますし、自分がそこで働きたいのかも、疑問に感じるようになりました。」
こんな人の隣で仕事をすることになると、あなたには想像できますか?きっと多くの人が、今から頭痛が始まりそうだと、考えることでしょう。
口を噤んで耐えろというわけではありません。企業に対して強い態度に出るときは、しっかりと周りを見渡す余裕があるときにした方が良い、という例です。
Don't hire this intern candidate(JS Online)
http://www.jsonline.com/blogs/news/92319164.html