BBCによると、イギリスではフェイスブックを用いて有権者の選挙への関心を高めるための取り組みを進めている。今回、主要三党の党首がフェイスブックとユーチューブが共同で行うデジタルディベートへの参加に同意した。
デジタルディベート
インターネットユーザーは、それぞれのサイト上で、経済、保健・教育、法律、外交、その他という5つのカテゴリで質問を提起することができる。質問は、テキスト形式かビデオ形式のいずれかで投稿できる。そして、他のメンバーは提起された質問に投票することができる。
ユーザーは攻撃的な質問をしてはいけないことになっている。そして、主要三党の党首であるブラウン氏、キャメロン氏、クレッグ氏は、それぞれのカテゴリの中で最も人気のあった質問2つずつに回答することになっている。回答はビデオ投稿の形で選挙日の10日前に投稿される。
デジタル選挙の夜明け
フェイスブックの政策責任者であるリチャード・アラン氏は以下のように述べている。
「今年はデジタル選挙の夜明けであり、イギリスの民主主義における転換点である。デジタルディベートを通して、有権者が彼らのリーダーに質問ができれば、有権者が責任感を持つことにもつながるだろう。
これは、従来のトップダウンの伝統的なメディアからの転換であり、政治家たちの運動方法を完全に変えることになるだろう。」
Leaders sign up for online debate
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/election_2010/8611528.stmFacebook DemocracyUK
http://www.facebook.com/democracyukYoutube and Facebook Digital Debate
http://www.youtube.com/ukelection