解任劇の原因はツイッター?
The Sun紙によると、イギリス労働党のホープであったスチュアート・マクレナン氏が、同じ労働党の政治家や対立する政党の政治家に関してツイッターで下品な投稿をしたとして党から解任され、世間を騒がせているようだ。
問題となった一連のツイッターの投稿の中で、マクレナン氏は下院議長であるジョン・バーコウ氏や、保守党のデビッド・キャメロン党首、自由民主党のニック・クレッグ党首に対して下品な発言をしている。
しかも、なんと彼は同じ労働党所属議員のダイアン・アボット氏についても不適切な発言を投稿していたのだ。
インターネットの乱用への警告
労働党でスコットランド大臣を務めるジム・マーフィ氏はソーシャルネットワーキングサイトの乱用に警告を発した。あるオンラインディベートでマーフィ氏は以下のように述べている。
「政治というものは荒っぽくて混乱が生じがちではあるが、時にそれが行き過ぎることがある。」
労働党に大きなダメージ
対立する政党の候補者たちも彼の下劣なインターネット上の攻撃を糾弾している。
影の内閣のスコットランド大臣であるデビッド・マンデル氏は、「このような候補者は決して受け入れられない」と述べている。
労働党情報筋によると、マクレナン氏が卑屈な謝罪を表明したことで、内部では更に怒りが高まっているようだ。スコットランド労働党の広報担当者は「スチュアート氏はあまりにも愚かだ」と発言している。
問題となったツイッターのサイトは現在はアクセス不可になっている。
Ranting Labour hopeful sacked
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/2926035/Twitter-ranting-Labour-hopeful-Stuart-MacLennan-is-blasted.htmlTwitter
http://twitter.com/