投票に行く人は75%近く
若者の投票率が上がらず、各地の選挙管理委員会はあの手この手の作戦を打っているが、決め手に欠いているのが現状だ。この傾向はネットの利用者も同じだとする調査結果が明らかになった。
これは、ネット利用者の4割が「ネット選挙の解禁に賛成」という結果が出たネットマーケティング会社・アイシェアの意識調査でわかったもの。
ネット利用者502人から回答を得た調査によると、「(投票に)必ず行く」とした人が全体の4割を超え、「行くことが多い」と合わせると74.7%と、4分3の人が投票に行くと回答した。
「必ず行く」20代は40代より2割少ない
しかし、これが20代になると「必ず行く」という人は34.4%に落ち、この調査で最も高い52.0%にのぼった40代とは20%近く差が開いていた。
取りざたされるネット選挙の解禁だが、最も関心が高いはずのネット利用者でも若い世代の投票率は低い傾向にあり、いかにこの層の行動を促せるかも今後の課題ではなかろうか。
「rTYPE」ネット選挙に関する意識調査