「DigiPro」音声入力機能強化のため業務提携契約締結

株式会社アドバンスト・メディア（以下、アドバンスト・メディア）は、2019年12月5日、製薬企業向けMR営業支援プラットフォーム「DigiPro」の強化を目的に、インフォコム株式会社（以下、インフォコム）と業務提携契約を締結したことを発表した。

インフォコムは、アドバンスト・メディアの音声認識技術AmiVoice（アミボイス）を同プラットフォームに取り入れ、音声入力機能を増強する狙いだ。

同技術の特長は、機械的な受け答えではない“知的ヒューマンインターフェース”だ。人間を相手にしているような受け答えが可能だという。同社の目的は、だ。

2019年4月に施行された「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」（厚生労働省）の本格運用は10月から開始されている。同ガイドラインでは、MRが医療従事者に向けて行った説明や資料を業務記録として保存するよう、製薬会社に要求している。

“MR”とは、製薬会社の医薬情報担当者のことで、職務上、医療従事者に対して営業活動を行う上で、説明や資料の提示を避けて通れない。同ガイドラインを遵守するには、業務量の面で、MRの負担が急激に増大することが予想されている。

資料の一元管理および本部への活動報告を支援する、MRのための同プラットフォームに、これらの課題解決に役立つ新機能とサービスを新たに作り出すこと目的とし、今回の業務提携契約に至った。

同業務提携により、営業日報入力と情報の検索を音声により可能とし、同アプリプラットフォームに標準装備することが実現する。今後は、MRの業務効率の向上およびコンプライアンスの強化を目標に、開発を続けていく方針だ。

（画像は株式会社アドバンスト・メディアホームページより）




株式会社アドバンスト・メディア
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