在留資格認定証明書交付申請の書式の一部変更

外国人の在留資格認定証明書交付申請における申請書様式の質問書が6月6日に様式を改訂されたことが、法務省のホームページにて告知されている。また、そのホームページにおいては新様式のpdfファイルが配布されている。

法務省は、6月6日以降提出する申請については、できる限り新様式を使用するように呼びかけている。また、7月3日以降に提出する場合には，新様式による提出のみが有効なものとして扱われるとしている。質問書とは、入管が結婚の経緯をチェックするための書式である。2番目の質問である「結婚に至る経緯」について書き方が公開されていないが、結婚に関連するビザとして、定住者ビザ・日本人配偶者ビザ・永住者配偶者ビザがある。

これらのビザが示す資格には、就労制限がない。「文化活動」、「短期滞在」、「留学」、「就学」、「研修」、「家族滞在」といった原則として就労制限がある資格と比べれば、その自由度に雲泥の差がある。

かかる意味合いにおいて、外国人雇用の問題を扱うにあたって、今回の在留資格認定証明書交付申請における質問書の書式変更は注目に値する。


（画像は法務省公式webより）




法務省
http://www.moj.go.jp/index.html