3社共同でエネルギー自家消費型住宅の実証実験を開始

エネルギー自家消費型住宅の実証実験ミサワホーム株式会社、株式会社ミサワホーム総合研究所と京セラ株式会社は、住宅のエネルギーに関する実証実験を、10月から12月の期間、共同で実施すると2015年9月24日に発表した。

今回の実証実験は、ミサワホームの防災・減災ソリューション「MISAWA-LCP」の1つであり、災害発生時など、電気やガスの供給が止まった際など非常時を想定し、自家発電したエネルギーで安心した生活が、自宅にてどの程度継続可能か検証するものだ。

生活に必要なエネルギーを、自家発電のみで賄う生活の再現を行うため、外部からの電力やガスの供給を遮断し、平常時に自家発電したエネルギーを有効活用した、複数のモデル住宅で実際に生活してもらう試みである。

具体的には排熱と涼風を取り込むことができる「涼風制御システム」の利用についてや、室内の風通しが良くなる「南北通風設計」、「日よけスクリーン」などを活用することによって、省エネ化を図り少ないエネルギーでも大丈夫なのかを検証する。

実験の項目としては設備機器や家電についての稼働状況や、室内の温度・湿度といったようなデータを随時収集する。

蓄電システムは、太陽電池で発電した電力を貯める時に直流から交流への変換を不要にすることによって電力のロスを抑え、充電効率を従来品と比較して約6％高めた「マルチDCリンクタイプ」の蓄電システムを採用している。

（画像はニュースリリースより）




ミサワホーム株式会社　ニュースリリース
http://www.misawa.co.jp/corporate/news_release/

京セラ株式会社　ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2015/0903_zait.html

株式会社ミサワホーム総合研究所
http://soken.misawa.co.jp