JICA、ケニアインフラセミナーを開催予定

独立行政法人国際協力機構(JICA)は、日本企業を対象としてケニアにおけるインフラ開発をテーマとしたセミナーを2014年11月18日に開催する。場所は東京都新宿区にあるJICA市ヶ谷ビル。ケニアは東アフリカ域内においては最大の経済規模を有しており、2010年以降は年率でおよそ5-6％のGDP成長率を維持し、今後もこのペースで成長することが期待されている。ケニア政府は2030年までに中所得国入りを目指すとしており、そのための政策としてインフラ分野において「モンバサ経済特区」の開発計画を策定する他、首都ナイロビ市内における交通及び都市開発を積極的に進めている。

今回のセミナーでは同国におけるインフラ開発の現状と今後の展望について、カマウ運輸・インフラ長官を日本に招き、講演してもらう予定だ。カマウ長官はインフラ整備計画の旗振り役を担っており、インフラを担当する政府高官の話を直接聞くことができる。

他にはJICAや独立行政法人日本貿易振興機構の担当者からJICAの協力体制、そして同国における投資環境についての講演の他、すでに同国で活動している株式会社片平エンジニアリング・インターナショナルの担当者からも日本企業から見た同国のインフラ整備に関する現状などについての講演も行われる。




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