情報戦で「CIA」がボロ負け

影のCIAとも呼ばれる米民間情報関連会社「ストラトフォー」の電子メール500万通について、民間の情報公開サイトウィキリークスが公開を始めた。公開された情報には、イランやイスラエルに関するものもあるという。ストラトフォーは世界各地の政治情勢やリスクについて分析し、購読者に情報を販売している。

ブッシュ大統領のアフガン戦争突入などを予想的中させており、情報の収集、分析能力については、高く評価されている。

米有名企業のいくつかは、情報をストラトフォーから購入しているという。

ただ、情報管理には難があるのか、昨年末にも、クレジットカード情報を含む顧客情報の一部を国際的なハッカー集団、アノニマスに盗まれ、公開されてしまった。

今回のメール流出もアノニマスの仕業といわれる。素人集団にやすやすと守りを突破されていては、影のCIAの名前が泣く。



◆stratfor
http://www.stratfor.com/