成立段階からネットに批判
政府が自殺対策強化月間(3月)のために作成した標語
「GKB47」が撤回されることになった。47NEWSが7日報じたところによれば、人気絶頂のアイドルグループ
「AKB48」をもじったこの標語は不謹慎と指摘され、撤回に追い込まれた。同時に、既に印刷済みのポスター
25万枚も回収されるという。
そもそも、この標語は1月23日に発表された段階から評判が悪かった。自殺という深刻なテーマにも関わらず、アイドルグループ名のもじりである点について、ネットでは、
自殺する方だってどんだけ思い悩んで死んでいくのかとか考えないのかな。アイドルのパロディーかよ
など、批判が噴出した。また、「GKB」が「ゴキブリ」と読めるとの指摘も相次いでいた。
[人気グループ名をもじる軽率さ]
税金の無駄遣いにも厳しい声
今回のポスター回収の事態に対しても、ネットでは、
・25万枚でいくらドブに捨てるの
・まさに税金の無駄使いだな、ふざけんな!
・もったいねぇ。これで、増税とか、ありえんし。
・費用は議員と公務員の給料から出せよ
と、厳しい批判が続々と投稿されている。
47NEWSによれば、
「GKB」は、
自殺を思いとどまらせる医師らを指す「ゲート・キーパー」の頭文字
で、47という数字は都道府県の数を意味するということだが、やはり、こじつけ、軽率のそしりは免れないだろう。
47NEWS:自殺対策標語「GKB47」撤回 ポスター25万枚も回収
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020701001825.html