赤の広場でゲリラパフォーマンス
The Gazette紙によると、今月20日、ロシアの女性バンド「Pussy Riot」が、プーチン批判ソングを演奏した事を理由に当局に逮捕された。曲名は「プーチンは“ビビった”」。
Englishrussia.com8人のバンドメンバーは、派手なミニのワンピースに目出し帽をかぶり、セント・バジル大聖堂横で演奏。バンドの演奏中、脇で待機していた警察官は、演奏が終了するとバンドメンバーを近くの警察署に連行した。
メンバーの一人、ニックネーム「Garadzha Matveyeva」によると、4人のバンドメンバーに公序良俗法違反と公務執行妨害で、15日間の拘留が決まった。
聴衆はバンドの演奏に好意的
バンドは昨年2011年に、ロシア政治への批判、性の解放、フェミニズムなどをテーマに結成された。「常に新しい聴衆を求めて」というポリシーを持って、モスクワの地下鉄内や路面電車の上など、ゲリラ的なパフォーマンス活動を行なっている。
昨年12月初めには、国営企業の腐敗告発ブログで有名なアレクセイ・ナバルニーが拘留されていた時、拘置所のすぐ傍でも演奏を行った。
・The Gazette(英語)