拉致問題担当相が自宅へ訪問
2012年1月13日、野田首相が内閣改造を行った。それから一夜明けた2012年1月14日、松原仁拉致問題担当相は、北朝鮮拉致被害者である横田めぐみさんの両親の住む川崎市内のマンションを訪れた。
松原仁拉致問題担当相は、横田めぐみさんの79歳になる父、横田滋さんと75歳になる母、早紀江さんに対し、家族会と関係省庁の一致団結の重要性を述べ、あらゆる手段を使って拉致問題解決への決意を伝えた。
松原仁拉致問題担当相は、北朝鮮の指導者が交代したことがチャンスとみており、今までの経験を活かして、柔軟に、かつ、毅然とした対応をし、北朝鮮と実効性のある対話をする糸口を探していく意向を述べた。
横田氏の感想
松原仁拉致問題担当相の訪問を受けた横田氏も、北朝鮮の政権交代のチャンスに大きな期待を寄せている。そして拉致問題担当相が拉致被害者の家族の自宅へ訪問したのは初めてのことで、家族会も大きな期待を寄せている。
横田氏は、拉致議連事務局長を務めていた松原仁氏が拉致問題担当相になったことを喜んでいる。そして、松原仁拉致問題担当相の経験と実績を使って、全員の拉致被害者が無事に戻ってくることを願っている旨を述べた。
北朝鮮の政権交代と野田内閣の内閣改造により、北朝鮮による拉致問題が早期解決することを祈るばかりだ。
松原仁
http://www.jin-m.com/野田改造内閣 閣僚名簿
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/meibo/index.html