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「メルケル独首相は、本当のことを言うべきだ」もうすぐ欧州議会議長に就任するシュルツ氏が語る。
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- 「メルケル独首相は、本当のことを言うべきだ」もうすぐ欧州議会議長に就任するシュルツ氏が語る。
2012年1月12日 20:00
RP-Onlineのインタビューを受けて
終わりが見えない欧州債務危機。ユーロは2012年を生き延びることができるのか？これに対し、マーティン・シュルツ（社会民主党：SPD）はこう答えた。「ユーロは安定した通貨である。政府の危機管理が失敗しただけだ。独仏主導の下、必要な決定を下す勇気がなかったために、欧州救済首脳会談を開くたびに、ますます困難な事態に落ち入った。メルケル首相は、危機の首相であるが、危機を解決する首相ではない。」
欧州金融安定基金（EFSF）と国際通貨基金（IMF）の資金だけでは十分でないと考えているマーティン氏。彼は、欧州中央銀行（ECB）を最後の頼みの綱として、金利を下げるために、イタリアや他の危機候補国の大規模な国債を買い占めるべきとの意見を持つ。
連邦政府は、発券銀行を通じそのような国家融資に対し激しく抵抗している。そのことに対し、
「そろそろメルケル首相は本当のことを言うべきだ。欧州安定メカニズム（ESM）の投入を一年早めるだけでなく、欧州中央銀行（ECB）から資金を調達するために銀行免許が必要になる。銀行免許が付与されると、無制限の資金調達により危機国を安定させることができるだろう。このことは、誰でも知っているはずだ。もちろん、メルケル首相も。」
と、語った。
欧州議会議長に就任するにあたって
欧州議会議長の任期は2年半で、通常議会内の2大政党による輪番制が採られている。欧州議会内では、社会民主進歩同盟グループ（S＆D）に属するシュルツ氏は、来週、欧州議会議長に選出される。自分の役割について語った。「私は、何もしない議長にはならないし、対立も恐れない。欧州議会のトップには、メルケル独首相とサルコジ仏大統領のような主導権を握るものと競い合い、突き合わせる勇気をもち、支配権を握れる人を必要としている。私は、適任である。」
RP-Online
http://www.rp-online.de/politik/eu/merkel-muss-endlich-die-wahrheit-sagen-1.2668770
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