メミンゲン地区の執行部が離党
バイエルン州のメミンゲンで自由民主党(FDP)の地区執行部全員が離党した。離党の理由として、党の欧州、国内、州政策への不満を挙げている。
執行部だけでなく、地区連合会の大半の党員も離党を表明したようだ。総勢38人の党員中、何人が離党表明したのかはまだはっきりしていない。離党党員の一人である、今までの地区代表でメミンゲン市の市議会議員でもあるアルバート・シュヴァイガーは、
「この公職は無所属の議員として果たし、FDPに残った仲間ギュンター・ビショッフ議員とは、引き続き問題なく一緒に仕事をこなしていける。」
と語った。
FDP州連合会は、メミンゲンの離党について冷静にコメントしている。
「今までのところ、一つの離党届も受理されていない。どのくらいの離党者がいるのかは、まだ明確ではない。」
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fdp_swisttalFDPを襲う「離党の波」
ちょうど先週、2011年にFDPは、党員を大幅に喪失したことを発表した。「フランクフルター・ルントシャウ(Frankfurter Rundschau)」の報告によれば、その数は、5000人以上で63,416党員にまで減少したようだ。
自由民主党は15年このかた、約マイナス7.5%の党員数急落を味わうことになった。党執行部の今後の対応次第では、さらに離党者が増える可能性がなきにしもあらずである。
シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/deutschland/0,1518,806943,00.htmlアウグスブルガー・アルゲマイネ紙(Augsburger Allgemeine)
http://www.augsburger-allgemeine.de/bayern/Der-komplette-Vorstand-der-Memminger-FDP-tritt-zurueck-id18158941.html?view=print