ドイツキリスト教社会同盟の主張
「改正後の法律は、反憲法的な目的をもったすべての過激政党に対し、反対するべきである。」
と、バイエルン・キリスト教社会同盟(CSU)の州グループの連邦議会の政務官シュテファン・ミュラーは、2日、「ライプチヒ人民新聞(Leipziger Volkszeitung)」に語った。
彼の意図するところは、憲法改正は、ドイツ国家民主党(NPD)だけの特別規則ではなく、他の政党にも適用すべきということである。他の政党とは、左翼党(Die Linke)のことである。
似たようなことをすでにCSU州グループ代表のゲルダ・ハッセルフェルトがヴェルト誌(Welt)に表明した。
「左翼党という名のもとに反憲法的な要素やグループを集めている。全政党の憲法への敵意を証明することができれば、これは確かに国からの助成金を、それらから除外する理由になる。」
左翼党の反論
左翼党はもちろん速やかに抗議してきた。左翼党の共同党首の一人クラウス・エルンスト党首は、ハンブルク夕刊紙(Hamburger Abendblatt)に、次のように語った。
「このような攻撃によって、右翼の暴力グループが、われわれの事務所を破壊したり、党員を脅かしたりする勇気を起こさせる雰囲気を作り出すのである。
それに、与党政権が、民主主義の野党政党を、法的手段をもって、妨げることを検討していること自体、民主主義の基本的なルールと矛盾している。」
フォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/deutschland/geplante-gesetzaenderung-wegen-npd-csu-stellt-parteienfinanzierung-auch-fuer-linke-infrage_aid_698678.html