性差別を主張するユダヤ教超正統派
今月26日、イスラエルのエルサレム近くの町、ベト・シェメッシュで、ユダヤ教超正統派の住民が、警察と衝突した。同地では、性別的分離と女性の“控えめな”服装の着用を主張したキャンペーンが行われている。
住民は、警察やテレビ撮影班に対して卵や石を投げたり、ゴミ箱に放火した。また、25日の日曜日には、チャンネル2のカメラマンを地面に突き飛ばし、音声スタッフの首元をつかむなどの行為に及び、数人が逮捕された。
人口の10%がハレーディ(ユダヤ教超正統派)
ベト・シェメッシュはユダヤ教超正統派と現代的正統派の境の町である。先日、通学中の7歳の少女に、超正統派の男がつばを吐きかけ、「売春婦」などと罵倒した。これをきっかけに、警察の町へのパトロールが強化され、今回の衝突が起こった。
性差別運動家は、このところハレーディは性別的分離に対して、ますます急進的になってきており、宗教感情を理由とした女性に対する差別や暴力は、制御不可能であると言った。
・エルサレム近くで警察とユダヤ教超正統派が衝突/The Telegraph・ユダヤ教超正統派/Wikipedia