大阪ダブル選挙でトラブル発生
2011年11月27日、大阪府知事と大阪市長のダブル選挙が行われた。その際、大阪市内に設けられた投票所366ヶ所のうち114ヶ所で選挙人名簿を管理するパソコンのシステムトラブルが発生した。
このトラブルの影響で、一部の投票所では200人以上の行列ができ、投票まで35分待たされた人が出たほか、100人以上が投票することをやめて帰っていたことがわかった。
トラブルの責任をめぐり、橋下知事激怒
大阪市選挙管理委員会は12月22日にこのトラブルに関する調査結果を発表した。そして大阪市選管事務局長と事務局次長に口頭の厳重注意処分を下した。
この処分をめぐり、橋下市長は、大阪市選挙管理委員会に対し、責任の取り方が非常に甘いこと、自身が選挙管理委員なら即辞任する旨を述べて批判した。
選挙管理委員会は独立機関のため、橋下市長自身が処分の内容を変更することはできない。しかし銀行がATM障害を発生させた際、国会で責任追及されたことを考えると、橋下市長の批判は的を得ているといえるだろう。
今後はどの地域でもこのようなトラブルが発生しないように細心の注意をはらっていただきたい。
大阪市
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