反政府村の暴動
広東省ウカン村は11日の日曜日に暴動があり、約1000人の武装警官が暴動の鎮圧、村民達を逮捕しようと試みるが失敗。以来、村は警察に包囲され、食物、水は村に持ち込めず、村への出入りは禁じられている。
Image:Phileole村ではほとんどのレストランは閉まっているが、半分ほどの市場の露天は営業している。ツァン・シャオピン(露店店主)は
まだ10日から12日は持ち堪えるだろう。通路を使い、隣村まで行って、野菜や肉をバイクの荷台にのせて持ち込んでいる。でも、毎回1時間はかかる。
と語った。
きっかけは拘留中の村民代表の死
ウカン村では、今年9月から抗議運動が本格化してきており、その原因は、カントリーガーデン(中国の総合不動産デベロッパー)に、村の最後の農地を売却する試みへの反感である。
今回の暴動は、13人の村民代表の一人であり、警察によって拘束中のシュエ・ジンボの死から始まった。多くの村民が、氏は拷問によって殺されたと考えている。月曜、約6000人が氏の葬儀に参列した。
匿名の村民は、
彼は何もしていない。ただ、村に土地を取り戻すため、政府と交渉していただけだ。彼は、われわれ農民の権利を主張していたんだ
と語った。
現在、警察側の動きはなく、包囲する側もされる側も静かである。村の一時的な代表は、水面下で政府との交渉は進んでいるとコメントした。
中国反政府村ウカンには10日間もつだけの食物がある(the telegraph・イギリス)警察がウカン村を包囲(the telegraph・イギリス)