韓国慰安婦少女像に「杭テロ」決行　日本人に法的措置

ソウル日本大使館前に設置された「慰安婦少女像」をめぐって、日韓で神経戦が続いている。そんな中、同像の側に「竹島は日本の領土」と書かれた杭を縛りつけた日本人男性が、「侮辱罪」で訴えられることとなった。慰安婦像の側に杭を縛りつける行為を韓国メディアは「杭テロ」と表現している。杭テロを行ったのは、鈴木信行氏。靖国神社清掃奉仕有志の会の代表を務める右派の運動家とされる。

同氏は18日、ソウル麻浦区（マポグ）「戦争と女性人権博物館」の入り口付近に同様の杭を設置。19日にはソウル大使館前の慰安婦少女像側にも杭を設置して、動画や写真を撮影し、ブログとYouTubeにアップした。

鈴木氏の行為については、当初から韓国警察による捜査が行われてきたが、27日元慰安婦後援施設「ナヌムの家」などが同氏を侮辱罪で告発するなど、法的措置を検討していることを発表した。

またハン・ヘジン韓国外交通商部副報道官は「民間レベルで非常に遺憾なことが発生した」とコメントした。

慰安婦像問題については、基本的に無視を決め込む日本政府の姿勢によって、韓国政府が韓国世論から非難を浴びる状況にある。存在をアピールさせる行動は、あまり賢明とは言えない。



◆中央日報
http://japanese.joins.com/article/437/154437.html

◆靖国神社清掃奉仕有志の会
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yasukuni-houshi/

◆靖国神社
http://www.yasukuni.or.jp/