影響力のあるTwitterer
最近の政治家にとってTwitterは不可欠なものとなっている。ドイツのペーター・アルトマイヤー新環境相は、その先端にいる。アルトマイヤー氏は、公式に環境相に任命された翌日、すぐに新しい環境省のTwitterアカウントを開設させた。
PR会社Burson-Marstellerの最新の調査によると、アルトマイヤー氏は、政治的テーマで最も影響力のあるTwitterer(Twitterの利用者)10人のうちの一人に数えられる。その上、彼はドイツ連邦政府における「Twitter王」である。ターゲスシュピーゲル紙オンライン版が23日、報じた。
アルトマイヤー氏は、8か月前にアカウントを開設して以来、3300回以上ツイートし、1万5000人以上にフォローされている。
インターネットで世界政治を統率する政治家
Burson-Marstellerの「つぶやきトップ10」には、家族・高齢者・女性・青少年相 のクリスティーナ・シュレーダー(キリスト教民主同盟:CDU)、緑の党会派の議会政務官のフォルカー・ベック(緑の党)、ベルリン州政府官房長官のビヨン・ベーニング(社会民主党:SPD)、政府広報室報道官のシュテフェン・ザイバートが含まれる。
連邦議会におけるTwitterに対する規則は今のところ、ない。議場内では、音のしない機器の使用が許可されている。スマホでもタブレットでも音がしなければ、いくらでもツイートできるのである。もちろん、選挙結果は、ドイツ連邦議会議長が表明するまでは口外禁止である。
Twitterを利用する政治家はますます増加しているなか、アルトマイヤー氏は以前に、
「今日か5年後かいつか、インターネットで世界政治を統率する政治家が現れるだろう。」
と、語っていた。それが、彼自身のことを言っていたのかは、想像に任せよう。
ターゲスシュピーゲル紙(Der Tagesspiegel)
http://www.tagesspiegel.de/medien/twitternde-politiker-follow-me/6666806.htmlドイツ連邦環境省の公式Twitterサイト
https://twitter.com/#!/BMU_deペーター・アルトマイヤー環境相のTwitterサイト
https://twitter.com/#!/peteraltmaier