「選挙運動における公的資金の提供」の提案書を提出
20日、ブラジルで社会的透明性とコントロールについて議論する最初の会議が行われ、「選挙運動における公的資金の提供」の提案書が提出された。ブラジルニュースが21日、報じた。
すべての政党が限られた金額を受け取り、そのなかから選挙運動の費用を負担するというのである。これにより、個人献金や企業からの資金提供が禁止されることとなる。同時に、コントロールを強化でき、政党の透明性がより可能になる。
この提案は、約80件の他の提案のなかでも、約1100票という最大の賛成を得た。公的資金は、不正を防ぐのにも役に立つ。そして、これは政党や選挙運動に関する情報の無料アクセスを提供するという新しい法律の補完にもなる。
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Fotos Gov/Ba透明性を追求
法律案の具体的な計画は、まず、ブラジル政府と自治体のホームページ上で、国民がいつでも選挙費用および経費に関する情報にアクセスできるようにすることである。また、選挙運動についての個々の管理プロセスについても、自由に閲覧できるようになる。
この提案を成功させるには、国民の意識変化にかかっている。大統領府官房庁社会参加局のPedro Pontual局長は、
「ブラジルの政治文化を変えるために国民が、真剣にこの提案に向き合い、政治のプロセスをコントロールすることが大切なのである。」
と、語った。
ブラジルニュース(Brail News)
http://www.brasilnews.de/brasilien-wahlkampf-soll-staatlich-finanziert-werden-18674