もうモノは買わない!
ついついモノが増えてしまう・・・。そんな悩みをお持ちの女性は多いのではないでしょうか。引っ越しの際などに、クローゼットの奥に眠っている「もう使わないもの」の山に、自己嫌悪に陥ることもしばしば。
やましたひでこ氏が提唱した、「モノへの執着を捨ててシンプルに生きる」という“断捨離生活術”が女性の間に浸透しつつあるのもうなずけます。
こういった世相を反映してか、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントが3月15日に発表した「レンタルやシェアに関する意識」では、
「所有するより必要なときに借りて使う生活はスマートだと思う」という回答を性・年代別にみると、30代女性で67.8%、40代女性で66.9%にのぼる
ということが判明しました。
今は、レンタル・シェアを活用する
“借り暮らし”生活は、「貧乏くさい」ではなく
「かっこいい」になりつつあるようです。
レンタルで済ませたいものって?
特に「所有するより必要なときに借りて使いたいもの」として上位にあがったのは、
「音楽CDや映画などのビデオ」で全体の50.6%、二番目は「キャンプ、レジャー用品」で35.1%、三番目には「介護用品」が29.1%
などの他、
「ベビー用品・育児用品」などで、「一時的、あるいは一定期間しか使わないもの」については特に「買うよりも借りて済ませたい」という傾向が見られました。
また、男女比で見ると、男性のほうが「所有欲」が強く、女性のほうが「借りたほうが安いならレンタルで済ませたい」と合理的な指向が強いようですね。
買ってしまう前に「ちょっと待った」
最近では、モノを捨てるのにもお金がかかることも多く、処分するのも大変。インターネットなどで簡単にレンタルの手続きができるものも増えており、労力を惜しまず情報収集すれば、確実に無駄な出費を抑えらるので、まずは
「借りて済ませられないか調べる」というのは、節約術の基本になりつつあるようです。
「無駄なものは買わない」「みんなで使えるものはみんなで使う」という指向は、余分は消費を抑え、地球にも優しいエコ活動。広がっていって欲しいものですね。
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
「アラサー・アラフォー女性に広がる「借り暮らし」スタイル
~「レンタルやシェアに関する意識」調査結果~」
http://www.rad.co.jp/client/core/2012SmOP/