アカデミー受賞監督とトム・ハンクスが協力
大統領選が夏以降に大詰めを迎えるということで、それまで資金をプールしている様子のオバマ大統領。The Telegraph紙によると、15日(米国時間)にオバマ陣営から「我々が旅してきた道」(The Road We've Traveled)と題された選挙広告映像が公開される。
image by DonkeyHoteyこの17分にわたる映像は、ナレーションには米コメディ俳優トム・ハンクスが、監督には、地球温暖化についてのドキュメンタリー映画「不都合な真実」でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したデイヴィス・グッゲンハイム(Davis Guggenheim)が協力している。
すでに長期に渡るオバマ支持者のグッゲンハイム氏は、2008年の大統領選でも、当時は上院議員であったオバマ氏の伝記的な短編映画を制作している。
苦悩するヒーロー、バラク・オバマ
7日に約2分の予告編が公開された。それは、ドラマティックな音楽と共に始まり、様々な問題と対峙し、苦悩している大統領のポートレイトが映し出される。
この短編ドキュメンタリー映画のような選挙コマーシャルに対して、共和党の反応は、
大統領がこの国に失業率の増加や記録的な国債額、最高値のガソリンなどをもたらし、不幸なことに、アメリカ国民は毎日彼の“成果”を感じている
というもの。ロムニー氏がトップを走っているが、ギングリッチ氏、サントラム氏も1位になる可能性は十分ある。これからレースはますます熱くなるだろう。
・The Telegraph・ハリウッドはオバマ再選を熱望?選挙資金約2億5千万円が集まる/ネット選挙ドットコム
http://www.net--election.com/news_arCkQJeUUo.html・デイビス・グッゲンハイム/Wikipedia・トム・ハンクス/Wikipedia