柳京ホテル完成！　国税の大半を廃墟につぎ込んだ北朝鮮

13日、中国網日本語版（チャイナネット）が北朝鮮の「柳京ホテル」が近々完成する、と報道した。

1987年に起工されたた同ホテルは、105階建て、高さ330mと世界一高いホテルだ。ソウルオリンピックに合わせて計画されたが、資金難から建設が頓挫。長く世界最大の廃墟と呼ばれてきた。

エジプトの通信大手による資金援助で建設が再開。金日成元主席の生誕100周年を記念するため、2012年4月15日までに完成させるという。
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ホテルの初期予算は7億5000万ドルとされた。北朝鮮には税制がないため、判断が難しいが、アジアプレスでは2011年度の予算を180億円程度と予想している。

同ホテルの建築費用は国家予算の4%以上にあたる。もともと軟弱な地盤に建つため、同ホテルは傾きが指摘されている。また長く廃墟として放置されてきたため、凍結によるクラックで強度が極端に低下。完成しても倒壊すると見る専門家が多い。



◆チャイナネット
朝鮮に世界最高層ホテルが完成　倒壊の危険も？
http://japanese.china.org.cn/life/txt/2011-08/13/content_23203894.htm