不正アクセス発生
東芝は、アメリカの東芝グループ会社である東芝アメリカ情報システム社(Toshiba America Information Systems, Inc.)の一部のサーバーに不正アクセスがあったことを2011年07月16日に公表した。東芝アメリカ情報システム社は直ちにその不正アクセスがあったサーバーを停止し、調査を始めている。
本年4月には株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントが不正アクセスされて個人情報が漏洩しており、大手企業による個人情報の流出が続いている。
大手企業であればあるほど保有している個人情報が多く、一度被害が出ると多数の人に迷惑がかかる。そのため、今回不正アクセスが行われた原因を徹底的に調査し、二度と同様のことが起こらないような対策をしてもらいたいものだ。
流出内容
今回不正アクセスのあったサーバーでは製品顧客登録情報等を管理しており、7,520人分の個人情報が登録されていた。情報が流出したのはこのうちの681人分のメールアドレス、パスワードだ。このサーバーにはクレジットカード情報や社会保障番号等は登録されていなかった。
東芝アメリカ情報システム社は、情報漏洩した可能性があるお客様に対して通知を出している。
米国グループ会社のサーバーに対する不正アクセスについて
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_07/pr_j1601.htm