SKY-NETWORK株式会社は、6月22日よりインターネット上の3D仮想空間「メタバース」にて『異次元ライフ』Openβサービスを開始した。
『異次元ライフ』とは?
ユーザーは、仮想空間に設けられた『異次元ライフ』を散策することができる。ユーザー同士は、アバターを通じてコミュニケーションし、お気に入りのHPを閲覧したり、投稿したりする。一方、出店企業は、店員(アバター)が、店舗の紹介や自社のHPへ誘導する。
『異次元ライフ』は書店のような役目を果たしている。色々な書籍(HP)をジャンルや目的別に分類して、読者(ユーザー)が本(HP)を選びやすい環境にしているのだ。本(HP)の著者(バナー掲載者)とも、そこでコミュニケーションが取れるし、著者自らが読者に売り込むことができる。
この前例のないSNSができたきっかけは、たいていのHPが膨大な情報の海の中に埋もれてしまうことにある。大企業などは、テレビや新聞などの広告媒体を使ったり、検索エンジンの最適化をして、HPのヒット率を上げているが、中小企業やSOHOなどは、よっぽどのことがなければ、そのHPは埋もれてしまう。『異次元ライフ』はそうした中小企業やSOHOのHPにも脚光を浴びせることが可能なのだ。
『異次元ライフ』は、ユーザー同士が交流しつつ、現実世界の各種企業や自治体などと接し、地域の産業や経済の活性化を図れる可能性を秘めている。「バーチャル」から「リアリティ」への接近、これが今後のインターネットの役割の1つになるかもしれない。
SKY-NETWORK株式会社